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おやおや、親思い? [京都うろうろ]

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5月6月には母の日、父の日がありましたね・・・もう8月なのに
古い記事になりますが、備忘録として残しておかないと。
ブログ、サボり過ぎてます・・・(^_^ゞ

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広くて高級そうなホテルの一室、長男からの誘いで泊まることに。
体験宿泊みたいな感じだけれど・・・

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私も家内も旅行は安宿で充分って考えなので、大概ビジネスホテル並みのところで
宿泊するのが常だから、これだけゴージャスなリゾートホテルは初体験?

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今回は旅行じゃないんです。京都市内ですからね、ちょっと外れだけど。
八瀬大原路、比叡山のふもと、『エクシブ京都 八瀬離宮』
前を通るたびに気にはなっていた宿泊施設、私が中学生の頃は「八瀬遊園」って
いう遊園地でした。その後、「スポーツバレー京都」、「森のゆうえんち」と
リニューアルをしたが2001年に閉園。その跡地に2006年、リゾートトラストの
大規模な会員制ホテルとしてオープンしていました。

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何ができたんやろ、中はどうなってるのかな?って思っていたのですが、
会員制ってことで、まず行くことは無いだろうと考えてました。
リゾートトラストのシステムがイマイチ分からんのですが、オーナー制
“XIV(エキシブ)”ってローマ数字の14を表しているのだとか、1部屋を
14人のオーナーで共同所有するタイムシェアリングシステムなんですね。
オーナー会員の会員権は1千万から4千万?・・・敷居が高いです。

ひょんなことから、長男がお世話になっている方がオーナー会員のようで、
長男は何度もお供して勝手は心得ている。スケジュール的に1晩空きが出た
ので、家族を呼んでいいかと進言したところ快く承諾してもらったとかで、
またとない機会だから体験だと思って泊まってみないかと・・・
それなら、私の母親も一緒に連れて行こうと。(^_^ゞ

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同居の母親は大正14年生まれの92歳、何かと不自由になり旅行にはあまり
連れて行けないから、良い機会なので・・・

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平日だからガラガラ?と思いきやそうでもない。地下駐車場には
高級外車がズラリ、私らの8年落ちフリードが目立つほど。
気がついたのは、外国人の姿が無いんですよね。さすが会員制だから?
ある意味気持ちいいんだけど・・・同じ日本人の格差は感じるな。(^_^ゞ

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ま、とにかく、息子は私らに、私は母親に親孝行の真似事ができたかなと。

そうそう、息子達の母の日プレゼントは・・・

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長男の彼女から・・・

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次男からは家内の大好物のみかん。
季節はずれだけれどとても美味しく、喜んでいました。

父の日プレゼントは、というと・・・

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やはり長男の彼女からはブランドの靴下♪
よそ行きに使わせてもらいます。(^_^ゞ

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次男からは苔玉2鉢、これも嬉しい。
すでに枯らしてしまってる・・・御免(涙)
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清水寺開創の地?牛尾観音 法厳寺 [京都うろうろ]

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京都の東端には音羽山があり、山を越えれば近江の国って位置。
その支峰に牛尾山という山があって、ハイキングコースになっている。
子供の頃は、ここでキャンプや飯盒炊爨をしたものです。
なのに、このお寺の存在は知らなかった・・・(^_^ゞ

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鎌研ぎ橋登山口から音羽川に沿って登るハイキングコース。
今は舗装されクルマでも登れるが・・・蛙岩、十字刻印石、大師堂、
お経岩、聴呪ノ滝、仙人窟、橘青龍の滝、夫婦ノ滝、しずく谷不動尊、
音羽の滝、大蛇塚、牛尾白糸の滝、牛尾苔の雫滝を経て、
牛尾山桜の馬場に到着。四輪はここまでで、駐車スペースにもなっている。
昔はここがキャンプ場だったはず。今もクルマで来る人は少ないかな、
ほとんどがハイカーです。

私は苔を観にバイクで来たので、七廻りと呼ばれる九十九折れの山坂道を
登って行きました。
ここには「苔の雫滝」とか「苔滑洸(こけこっこう)の滝」なんて名前の
場所があるから、苔探索にはちょうどいい?

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途中フェンスがあったので、牛尾観音の境内までは行けず、
ここでバイクを降りて、あとは徒歩で登ります。
ちょうど「天狗の足跡」・・・なんのこっちゃ分からんけど。(^_^ゞ


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牛尾山 法厳寺(うしおさん ほうごんじ)通称:牛尾観音。778年創建。
音羽山 清水寺が建てられてからは「清水寺奥の院」となる。
清水寺の開祖・延鎮は夢告に従い、伝承の僧・行叡の沓(くつ)を拾った
とされた。この地の音羽山により、清水寺の山号を音羽山としたとも。

山科といえば赤穂浪士、大石内蔵助が毎夜、人目を避けて訪れ、
祈願したんだとか。幕末には尊王攘夷派の志士達の談合の場に・・・
そうとう山奥の隠れ寺だったということでしょうね。
現在は本山修験宗の単立寺院。

       〈手水舎〉
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〈記念碑〉何の記念かしらんけど。
手水舎の横には西国三十三所霊場と四国八十八所霊場のお砂踏み場が
ありました。便利過ぎる?(^_^ゞ


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崖のような斜面に「天狗杉」と呼ばれる杉の巨木があり、その前に
大杉堂が建てられている。ここには火を司る男神・大杉坊大権現と
水を司る女神・八頭龍王尊を音羽山の山の神として祀られています。

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〈本堂〉1689(元禄2)年に再建。
本尊は天智天皇自刻とされる十一面千手観世音菩薩、脇侍に
不動明王、毘沙門天を安置する。

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香炉の紋は行者輪法、本山修験宗だからかな?
鰐口の奥には方位盤が天井に貼られている、何か意味があるのかな。

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ここには「六大具足 修験道場」の案内が・・・
一.地=地主大神、二.水=五智瀧、三.火=護摩堂、四.風=天龍王神、
五.空=釣鐘堂、六.識=大弁財天。となっているが、修験道のことは
よくわからない。(^_^ゞ

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〈釣鐘堂〉空の道場
…梵鐘は大日如来の心を表しており、その音は法身の説法と言われます。
多くの迷いや煩悩を鐘の音と共に消滅させて下さい…
梵鐘には「京清水寺奥院」の文字が刻まれています。

釣鐘堂の奥の堂宇が〈護摩堂〉火の道場
…日常生活で作り出した業や煩悩を護摩木に托して、佛の智恵の火で、
全てを焼き尽くして清浄にする道場です…
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〈天龍王神〉風の道場
…火が風を呼び、風に乗って天龍王神に降臨頂く道場です。
地・水・火・風の四大が崩れますと死に至り、清浄になれば神佛の
世界に至れます…

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〈大弁財天〉識の道場

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〈五智瀧〉沐浴道場へ続く踏み石

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〈五智瀧〉水の道場
…十八界を清浄にする為、十八尺の高さから 五佛の三摩地に位した
五智如来の加護を頂いて下さい…
ここで滝行ができるようです。水は出てませんでしたが、申し込めば
出してくれるのかな?

〈地龍王神〉地の道場
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〈霊水 金生水〉
…当山の開祖、延鎮上人が金色に輝く一筋の水の流れの源を尋ねて
来山され、行叡居士の導きで、法厳寺が建立されました…

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シニア世代のハイカーグループを何組か見たが、修験行者は見ず。
寺務所にも人影はなく、お寺の方とも出合わなかった。
ハイカー以外、見向きもしない寺なのかな?

興味深いのはここの寺伝と、あの世界遺産である清水寺の縁起が共通?
清水寺縁起では、778(宝亀9)年、延鎮が霊夢をうけ音羽山麓にある清泉に
辿り着き、そこで行叡居士と出逢い、その遺命でこの観音霊地の山を
守った・・・というのが清水寺開創のくだり。
この法厳寺創建の寺伝と一致している。どういうことなのか
そもそも清水寺は音羽山麓ではない、東山三十六峰のひとつ清水山の
山麓になると思われる。清水寺の近くの地名に東音羽町というのが
あるが、この「東」と付くのがキモ?
一方、法厳寺はまさに音羽山麓にあり、ふもとは音羽という地名、地域。
清泉・金生水が流れ出る音羽川には本物の(?)音羽の滝がある。
あの有名な清水寺の音羽の滝とは全くの別物、自然の姿のままで。

どうも清水寺縁起に書かれている開創の地は、ここであると考えるのが
自然だと思われる。
ならばここも、もう少し知られていてもいいのかな。

ちなみに清水寺創建は、音羽山に鹿狩りに来た坂上田村麻呂が延鎮と
出逢い、延鎮より殺生の罪を説かれ、観音に帰依して観音像を祀るために
自邸を本堂として寄進したとある。780(宝亀11)年。
その後、征夷大将軍となった坂上田村麻呂は東国の蝦夷平定を成し、
無事に都へ帰ることができて798(延暦17)年、本堂を大規模に改築。
したがって坂上田村麻呂の自邸があった場所が今の清水寺で、
草創伝承の地はこの法厳寺ってことですかね。そこのところが
うやむやにされている気がする。
なお、清水寺では行叡を元祖、延鎮を開山、田村麻呂を本願と
位置づけているようです。現在の奥の院は舞台のある本堂のすぐ近く
音羽の滝の奥にあります。

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2017.4/6、牛尾観音 法厳寺にて。
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いつものスタート [京都うろうろ]

まだリアルタイムな更新がなかなかできません。

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1月2日、いつもの山科毘沙門天に初参りに行きました。
今年は穏やかなというか、暖かくて快適なお正月でしたね。


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あまり大勢の人出を好まないので、2日も午後からの
お参りにしました。
それでも少しは並ばないと・・・ま、年の初めですから。


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もう50回近く?ほぼ毎年ここへ来てるかな。いつもの光景、
焚き火に、ふるまいの甘酒が楽しみ。


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去年の秋頃から苔に興味が出てきて、この日も
苔の写真ばかり撮ってました。
新しいカテゴリーにできるかな「こけモスた」とか何とか。(^_^ゞ


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心臓破りの石段、秋には紅葉の絨毯で被われます。


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上の2枚は山科聖天さん。毘沙門天の塔頭寺院です。


毘沙門さん、いつもの「夢」と書かれた屏風。
夢を持ちなさいってことかな?
今年も宝くじのドリームは破れましたが・・・

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2017.1/2、毘沙門天にて。
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狸山谷で四国遍路逆打ちお砂踏み。 [京都うろうろ]

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えっちらおっちら、タヌキさんに見守られながら250段の石段を
上がって行くと、ちょうどひと休みしたくなるところに・・・

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狸山谷不動院、250段の中間である126段目の平地には弘法大師を祀る
大師堂「光明殿」が建っています。

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堂の周囲には四国八十八ヶ所霊場のお砂踏があり遍路の功徳が得られる。
なんとも便利な都合のよいシステム♪
西国三十三所霊場巡りはリアルにしましたが、その多くの寺でも
同じように四国八十八ヶ所のお砂踏み場がありました。

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前に大きな錫杖(しゃくじょう)が置かれているので、まずは神社で
鈴を鳴らすように、こちらでは錫杖をシャクシャクッと鳴らします。

四国八十八ヶ所霊場巡り・お遍路は四国にある空海(弘法大師)ゆかりの
88か所の寺院を巡礼するものですが、その全行程は約1400kmに及び、
東京~鹿児島間に匹敵するとか。
徒歩で廻れば約40~50日、鉄道・バス等利用で約25日、自動車・バイク
でも約8日の日程が必要。それがお堂の周りを一回りするだけで・・・
ま、同じ功徳をいただけるとは思えませんが、とりあえずね♪

今年は60年に1度という、ご利益が倍の倍増しの年だそうで。
本来ならリアルに巡礼したいところですが、お砂踏みで済ませます。
知らなかったのですが、普通の年は第1番札所から順番に88番まで
回るのが定番の「順打ち」というもの。
4年に1度、うるう年にはその逆に回る「逆打ち」をすると、ご利益が
倍になるとか。しかも今年は「丙申(ひのえさる)」の年。
うるう年の丙申は、60年に1度。倍の倍になる大チャンスの年です。
ちなみに、ご利益倍増の逆打ちは今年中に始めればいいとのこと。
結願するのは何年か先でも良いそうです。


ここのお砂踏みはトップ画のように、番号がふられた踏み石が順番通り
並べられています。踏み石の下にはその番号の札所の砂が仕込まれていて
その上を踏みしめることでお遍路したことになる、というもの。

それではここで、お砂踏みの逆打ちを実践。普段なら出口にあたる
成就門の第88番からスタートします。(^_^ゞ

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1歩づつ確実にね♪ 途中、石造りの十三仏にお参りしながら。

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真言宗のことはよく分かりませんが、こういう信仰があるのですね。

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十二支お守り本尊にもなっているので、書き出してみましょう。
1:不動明王〔酉〕 2:釈迦如来 3:文殊菩薩〔卯〕 
4:普賢菩薩〔辰・巳〕5:地蔵菩薩 6:弥勒菩薩 7:薬師如来 
8:観音菩薩〔子〕9:勢至菩薩〔午〕 10:阿弥陀如来〔亥・戌〕 
11:阿しゅく如来 12:大日如来〔申・未〕 13:虚空蔵菩薩〔丑・寅〕
となります。


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順打ち、逆打ちは四国を時計回りか反時計回りに順番通りに札所を
回りますが、バラバラに回る場合は「みだれ打ち」と言うそうです。
それとは他に、国(県)ごとに回る「区切り打ち」と言うのがあって、
阿波(徳島県)を発心の道場、土佐(高知県)を修行の道場、
伊予(愛媛県)を菩提の道場、讃岐(香川県)は涅槃の道場と呼び
その順番で区切りをつけて廻るようです。

ここのお砂踏みでもその区切りで石の門が設えてあります。
発心門、修行門、菩提門、最後は涅槃門ではなく、成就門に
なっていましたが。

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ちなみに今年が60年に1度、何故にご利益が倍々になるかというと・・・
こんな伝承、伝説によるものらしいです。

以前、51番札所「石手寺」を訪ねた時のレポ『石手寺探訪』にも
詳しく書きましたが、要約すると

およそ1200年前、ある修行僧が伊予の国の長者の家を訪ねた。
本来なら修行僧は手厚くもてなすものですが、その長者(衛門三郎)は
修行僧(空海)を追い返してしまう。
その後、衛門三郎の家では8人の子供が次々他界する不幸が起ります。
長者は「あの時に修行僧を追い返してしまった自分が悪いんだ」と
自ら過ちに気づき、修行僧に謝罪しようと家を捨て、遍路を重ねます。
四国を回ること20回、どうしても空海に会うことができず、疲労困憊。
ふと逆に回ってみようと最後の力を振り絞って逆回りしてみたところ
遂に力尽きるのですが、その臨終に空海が現れ、衛門三郎は極楽へ
行けたというものです。
その後の石手寺のエピソードも面白いのですが、省略します。

遍路を続けた衛門三郎が逆打ちをして遂に空海に出会ったというのが
「うるう年の丙申」だったことから、この60年に1度の年回りには
ご利益が倍増するってことになったようです。


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「木食上人 参籠之地」の石碑も建てられていました。

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本来ならここからスタートするはずの「発心門」の第一番踏み石。

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さぁ、逆打ちお砂踏み完了♪ご利益はいかばかりか・・・(^_^ゞ

ま、家は門徒(浄土真宗)ってことになっているので、ご利益の
考え方は全然違います。個人的には空海より親鸞の方が教えとして
理解できますけどね。
ただ、日本の風習文化としてお遍路やお守り札なんかも在りかと♪


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2016.5/1、狸山谷不動院・光明殿にて。
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お不動さんの目線の先は・・・ [京都うろうろ]

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狸谷山不動院のつづきです。本殿まで250段の階段を上がることに
なりますが、境内らしい広場までだと206段、まだ44段残ってます。

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広場の奥の方にある階段(11段)を上って行くと・・・

「左 不動明王、右 たき」と彫られた石標があります。
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「たき」の正体ははこれ。

宮本武蔵修行の滝です。
「慶長9年(1605)、時の剣豪武蔵が吉岡清十郎一門数十人を迎えて
山麓「下り松」で決闘に臨むに当たり、この滝にうたれ、修行の末、
ついに不動尊の右手に持する降魔の利剣の極意を感得した。
敵への憎悪ではなく、己の恐怖、煩悩に打ち克った事を悟ったのである。
自信を得た武蔵は悠然と山を下り吉岡一門を一撃のもとに倒した。」
HPより引用

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吉川英治原作、中村錦之助主演の「宮本武蔵 一乗寺の決斗」なんて
映画もありましたね。
決闘の地、一乗寺下り松(さがりまつ)はというと、ここの麓、
詩仙堂の近くにあります。詩仙堂に隣接する八大神社には、
武蔵が立ち寄ろうとして、神仏に頼ろうとした自分の弱さに気づき、
寸前に止めたという逸話が残っています。

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今は一筋の雫が繋がったような水量で、とても滝とは言えません。

ここから先は〈女厄坂(33段)〉
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その横には〈恵比須・大黒天〉
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女厄坂を上りきると、ちょうど250段になりますね♪

上りきった後、本堂に至るまでの参道には

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〈水子不動尊〉        〈石室〉役の行者・神変大菩薩を祀る

山手を見ると・・・わぉ、でっかい役行者さまがッ!

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他にも何やら仏像が・・・

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水子地蔵さんもずらりと並んでいます。

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本堂下の広場から本堂へ行くには、女厄坂から上がるルートの他に
もうひとつ〈男厄坂〉で一気に上がるルートがあります。
これで250段。あれ?男厄坂は42段だろうから、2段分足りない?
よく見ると、この階段、2段分調整してありますね。(^_^ゞ

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という訳で、計算通り250段♪・・・数える人も居るんやろな。

ところで「足腰元気宣言!KENKO250」ですが、
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250段の階段を1回上れば1個スタンプを押してもらえます。
スタンプ用紙(健康カード)も置かれていました。スタンプ10個貯めて
満願達成申請書を出せば「健康の証」を発行してもらえます。
ここまでは誰でも無料で参加できますが、健康の証2枚目以降は
手数料として100円必要になります。

2012年の新聞記事の切り抜きがありました。5周年の時の記事ですが
この時点で延べ4000人が達成、写真が載っている方は1日数回上って
240枚以上獲得された68歳の方です。単純計算すれば60万段!

山寺で250段の階段はそれほど多い方じゃないと思いますが、
1日数回上り下りするのは・・・

4年前の記事だから現在何枚獲得されていることやら、
もちろん、ご健在だとは思いますけど・・・(^_^ゞ


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舞台からの景色です。HPでは「舞台から京都市内が一望」とありますが
一部しか見えません・・・

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境内は一望できます♪

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この広場で毎年7月28日、不動明王の縁日に護摩法要・火渡り祭が
行なわれます。
この日は250段の階段に千灯の「祈り灯ろう」が置かれます。

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健康推進を提案している寺院ですが、バリアフリーかというと、サッパリ。
本堂の裏の方でこんなものを見つけたのですが、作業用のモノレール。
果樹園とかに使うものでしょうね、おそらく売店の商品とかを運ぶため
用意されているものなんでしょうが、これを利用すれば・・・


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カラスちゃんも願掛けに来たのかな?
舞台の願掛け柱には沢山のお札が・・・ほとんどがガン封じでした。
乳ガン封じの願い札もあるようですね。

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本殿を参拝するには入山料500円が必要です。しかし、ここには
お金を徴収する小屋とか無くて、本堂横にお金を入れる箱が
置かれているだけ。パンフレットも自由に取れます。
このシステム、誠意を問われているようでズルはできませんね。
小銭を持っていないと、ちと困りますが。

もちろん、ちゃんと500円玉を入れてから本堂に入りましたよ♪

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寺紋、桔梗輪に真言宗輪宝ですかね。

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触れると活力がみなぎる「巨大念珠」不動明王パワー念珠だそうで。

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ご本尊の不動明王像は眼力鋭く、眼光を放っているが如し。
外陣からも拝めるのですが、
この日は「春の特別洞窟内陣参拝」(4/28~5/8)でして、内陣まで
入って参拝することができました。写真は撮れなかったのですが
想像以上に迫力のある眼でしたよ。

高さ深さ共に約6mの石窟があり、その中に背丈約1.5mの石像の不動尊が
安置されています。2018年には300年を迎えるそうです。

この鋭い眼力、その目線の先は何処なのだろうとGPS等の最新科学技術を
駆使して調査されたところ、狸谷不動明王の目線は、ピンポイントで
「高野山 金剛峯寺」を向いていることが判明したのだそうです。

狸谷山開基 木食正禅朋厚は、木食行(もくじきぎょう)奥義の伝授の為、
高野山へ入山し、その木食行を実践する地として現洞窟に山居した
という経緯があります。それにしてもピンポイントで
高野山 金剛峯寺を見つめているとは、不思議な話しですね!


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ところでお不動さん、不動明王(ふどうみょうおう)って・・・?
仏教には如来、菩薩、明王、天部、権化とかいっぱい居られて
宗派によっても解釈が違うので整理するのは大変です。

明王は密教系特有かな、密教と言っても空海(弘法大師)が開いた
真言宗(東密)、最澄の天台宗(台密)が大きな宗派。
最近、檀蜜って宗派も出来たとか出来ないとか・・・ウソ(^_^ゞ
不動明王、梵名アチャラ・ナータは、大日如来の化身とも言われる。
また、五大明王の中心となる明王です。
禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く
信仰されているので、お馴染みですね。


さて、勢いに乗って「奥の院」へと、山道に突入!

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入り口からしてかなり手強そうですが、ここまで来たら・・・

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「三十六童子 順拝道」とあります。不動明王の使者である三十六童子
に導かれて、東山三十六峰の九峰目、瓜生山の鎮守である幸竜大権現を
祀る奥之院へ行けるようです。

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〈第一番 矜迦羅(こんがら)童子〉

「元勝軍地蔵尊道」の石碑もありました。かつて近江の六角氏が
安置したという勝軍地蔵が祀られていたようです。
現在は少し南の勝軍地蔵堂(バプテスト病院)に遷されいるとか。

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〈第二番 制叱迦(せいたか)童子〉


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う〜ん、童子くんの案内してくれる道は・・・何ともなぁ
多少厳しくても“動じ”ないんだろうな。(^_^ゞ

〈第三番 不動恵(ふどうえ)童子〉
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      〈第四番 光網勝(こうもうしょう)童子〉

ここまで来て、あと8倍の道のりがあるかと思うと、めげたッ!

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というわけで、奥の院へ登るのはあっさり諦め、
昼なお暗い道を下山します・・・って、ほとんど登ってませんが。(^_^ゞ


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2016.5/1、狸谷山不動院にて。
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