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華やか儚い花筵 [花だより]

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風雨が続いた後の今週水曜日に、もう散ってしまったかなと思いつつ
具足山 立本寺(りゅうほんじ)の桜を観に行きました。
七本松通今出川を少し下がったところにあります。近くには
北野天満宮、平野神社もありますが、ここは観光客が少ない。ヽ(´∀`*)ノ

花もなんとか間に合ったようです。ここの桜は低いところから咲くので、
本殿を包み込むような光景が観られます。

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桜舞い散る中の見物も一興、趣があります。境内一面の花筵(むしろ)、

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前日の雨でできた水たまり、石畳にも零れ花が吹き寄せて・・・

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日蓮宗・京都八本山の一つで、日蓮聖人の孫弟子にあたる日像上人が
開山されたお寺。拝観料は無料です♪

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刹堂(鬼子母神堂)には、日蓮宗の守護神である鬼子母神、十羅刹女を
祭祀し、古くから「北野の鬼子母神さん」と呼ばれて親しまれており、
毎月8日には鬼子母神祭が催されています。

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本堂・祖師堂・鬼子母神堂・鐘楼・方丈・客殿・庫裏などの建物は
江戸時代を代表する寺院建築として京都市の文化財に指定されています。

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一つ廃堂?があり、ここに置かれた看板を見て、思い出しました。
・・・ここ来たことがある。(^_^ゞ
8年前、蓮の花を観にね。お寺の墓地には石田三成の軍師として、
猛将とされる島左近の墓があることでも知られています。

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徒桜、儚く散る花の散り際も美しいものです。

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鬼子母神は、安産・子育の神様ですが、このお寺にはもう一つ
子育ての伝説が残されています。
『幽霊子育て飴の伝説』なんです。
東山の六道珍皇寺近くにある「みなとや」という飴屋(現存します)に
夜な夜な一文銭を持って「飴を下さい」と現れる女性、6日間続いて
7日目にはお金が尽きたのかしきみの葉を持って「これで・・・」と、
不審に思った店主は飴を渡すと、後をつけてみました。
するとこのお寺の墓地で姿を消したかと思えば、お墓からは赤子の
泣き声・・・桶を掘り起こしてみると、その女性の亡骸の傍らに、
飴を舐め丸まると太った赤ん坊が!
亡くなった後、桶の中で産んだ我が子に、幽霊となり飴を買い与えて
いたのでしょうね、当時の風習で死者の身につけた六文銭、
それが尽きても健気にね。この時の赤ん坊が大人となり出家して、
立本寺第二十世・霊鷲院日審上人となったという伝承です。
お寺では『幽霊子育飴』を販売されいるようです。
もちろん「みなとや」謹製のものと思われます。
ちなみに落語の「幽霊飴」の噺では、墓の場所は
高台寺(コヲダイジ=子を大事)というオチになっています。(^_^ゞ

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苔の上に紅葉も似合いますが、桜の花びらもね♪

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このお寺では外人観光客の姿はほぼ見かけません。レンタル着物姿もね!
落ち着いて、はんなりと過ごせる穴場かも・・・
クルマも境内に停められるし。あ、マイカー観光はおすすめしませんが。
(^_^ゞ

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2017.4/12、立本寺にて。
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フラワー&ピースなお花見? [花だより]

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こんな催しがあることを知り、ちょうど桜も見頃なので訪ねてみました。
陸上自衛隊・宇治駐屯地の一般開放「桜まつり」です。

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事前に調べたら、赤レンガの歴史的建造物と約650本の桜が見られ、人
出も多くなく、まったり楽しめるとのことでしたが・・・
広い駐車場もあっという間に埋まり、結構な賑わいでした。

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・・・ならでは。ですかね、ちょっと雰囲気が違うかも。
ま、ここでハメを外して騒ぐ族はおらんかも。(^_^ゞ

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約12万坪で、甲子園球場約10個分の広さってことで、のびのびできます。


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外から見ても花盛り、駐屯地とは思えない?

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実は来年、花見も兼ねてクルマのミーティングでも・・・なんて考えて
下見のつもりもあったのですが、この賑わいぶりだとミーティングは
とても無理だろうと・・・(^_^ゞ


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思ったより賑わっていたと言うものの、近くにある醍醐寺や平等院とは
比べ物にならない。観光客も来ないしね。
ほとんどがファミリー連れ、小さな子供が多かったです。

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自衛隊に親しんでもらうためのイベント?思惑通りかも・・・

この駐屯地の歴史を遡れば、明治27年、日清戦争を契機に旧陸軍の
造兵廠宇治火薬製造所として発足。日露戦争後には現在の3倍もの面積があり、
大東亜戦争終戦まで多種多様な火薬類の製造を行なっていたとか。
終戦後は米軍に接収、その後返還され昭和26年に警察予備隊の管理補給部隊が
設立、幾多の変遷を重ね現在の関西補給処に至っています。


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レトロな洋館風の建物も・・・いつの時代のものかな?
赤レンガの建物の方が圧倒的に多いですが、それは次回に・・・(^_^ゞ


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イベントらしく、出店も。

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お子様も大喜び? 私らも童心に返って綿菓子を・・・

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陸軍カレー、被災地での炊き出しを連想してしまいますが、
大人気でお昼を待たずして売り切れたみたいで、食べ損ねました。
食べてみたかったのにな・・・想定外でした!

焼きそば:300円、陸軍カレー:300円、焼き鳥5串:300円・・・
行列長過ぎ・・・

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ライブ中継も。FMうじって初めて存在を知りましたヮ。


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平和な空の下、桜の花に癒されて・・・

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でも、地上には戦火が絶えず・・・破壊と殺戮に逃げ惑う子ども達。
そんな悲しい映像を今もまだ目にする。
こうしている間にも恐怖に怯え、見たくもないものを見なければならない
子ども達がいると言うこと・・・
切に切に、平和を願いたいと強く思ってしまいました。

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自衛隊の駐屯地、こういう所だからこそ感じられたのかも知れません。
戦争をするくらいなら、国なんて無くなってもいい・・・そんな発想は
無いのだろうか?
今、一番平和を願っているのは自衛官の家族かもね。(^_^ゞ


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2016.4/2、宇治駐屯地にて。
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枝垂れて咲くや 近衛の糸さくら。 [花だより]

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京都御苑、近衛邸跡の糸桜がもう見頃どした♪

御所で一番早く咲く桜、桃林のももの花とも一緒に楽しめます。

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桃林はちょうど満開、まだ見頃です。

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御苑の梅、桃、桜もいいけれど、見逃せないのが木蓮の花。
見事な木が何ヵ所かにあります。

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白木蓮(ハクモクレン)、桃林の北だったと思います。

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木蓮は地球上で最古の花木といわれており、1億年以上前から
すでに今のような姿だったそうです。
単に木蓮(モクレン)という場合は、赤紫の縦長な花を咲かせる
別名:紫木蓮(シモクレン)のことで、白木蓮や更紗木蓮は
近縁種とされています。

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更紗木蓮(サラサモクレン)、木蓮と白木蓮のハイブリッドね。

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中立売御門を入って直ぐのところにあるので、人気の木です♪
ちょうど今が見頃、白木蓮は少し終わりかけ、木蓮はこれからです。


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こちらは木蓮より野趣を帯びた「辛夷(こぶし)」。
英名:マグノリア(Magnolia)は、辛夷のこと。
木蓮は Lily magnolia、白木蓮は Yulan magnolia と呼ばれます。
コブシは別名:田打桜(たうちざくら)とも呼ばれ、この花が
咲き出す頃から田植えの準備をするからだとか。
純白の花が多い中、御苑のコブシは紅色が入っていました。


やっと近衛邸跡に着きました。今は屋敷はありませんが
池を含む庭園は保存されています。
近衛家は五摂家の一つで、多くの摂政や関白を輩出した名家です。
明治時代、3度も総理大臣を務めた近衞文麿も当主でしたね。

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ここには30本ほど、数種類のしだれ桜が植えられています。
御所で真っ先に咲き始め、順次咲いて行くので1ヶ月以上楽しめます。

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先日、すーさんのブログで伏見の長健寺の糸桜が見頃だと知り・・・
ならば御苑もと思い見に来たら案の定、見頃でした♪
実は長健寺の枝垂れ桜もここの枝垂れ桜も桜守は佐野藤右衛門さん。
どちらも「糸桜」と呼ぶので、きっと親戚の木?

もともと近衛邸の池のほとりは古くから糸桜の名所だったようで
孝明天皇が詠まれた「昔より名には きけども 今日みれば
むべ めかれせぬ 糸さくらかな」などの歌が残されています。
「昔から評判を聞いてはいたけれども、今日こうして見てみると、
なるほど目が離せなくなるほど美しい糸桜であることよ」ってな
意訳になるでしょうか・・・
「見れとやあかぬ風をすかたの糸さくら 花のいろ香は・・・」
と続きます。

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近衛池の水面に吹く春風のようですね♪

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御所は野鳥の宝庫ですが、この池の周辺は特に人気スポット。

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ルリビタキの女子ですかね、あまり人を恐れない可愛いコです。

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やはりここでもスターは、このコ。わざわざ人前に出てくる感じ?

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カワセミくんが飛んで来ると、何処からとも無く大砲抱えた
アマカメさんも現れ、一斉に連射音が轟きます・・・
超ズームとは言えコンデジで狙っているのは私くらい。
はっきり言ってウイてました。(^_^ゞ


この日も半数以上は海外からの観光客?
人気のようですね日本の桜。

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京都もこれから本格的なさくらシーズン。
日本の、京都の春の風情を楽しんでもらいたいものです。

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2016.3/21、京都御苑 近衛邸跡にて。
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初御代桜、はらはらと。 [花だより]

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滋賀県大津市の皇子が丘公園に早咲きの桜が観られると知り、
昨日観に行ってみました。
今年は例年より2週間ほど早く(3/8)満開を迎えたということで
もう散ってしまったかなと思いつつ・・・

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訪ねるのは初めてだったので、広い公園内をあちこち探して・・・

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まだ何とか散り終わる寸前の零れ桜(こぼれざくら)が観られました。

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『大津・皇子が丘公園』は、皇子山総合運動公園、皇子山球場と
隣接する大津市街を一望できる丘にある森の公園。
桜越しにびわ湖が見えたりします♪

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前日は雨でしたしねぃ、ほんと桜は徒名草(あだなぐさ)。
その儚さがまた愛おしくもありますが・・・
あ、本格的な桜の季節はまだこれからですね。(^_^ゞ

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ここのは早咲きの桜「初御代桜(はつみよざくら)」という
カンヒザクラにケイオウザクラを交配し誕生した品種です。
花色は淡紅紫色、小枝でも多くの花を付ける美しい桜で
小高木状であまり大木にはなりません。

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満開の華やぎは観られませんでしたが、
散り桜も風情があるもの、桜吹雪の中での観桜となりました。

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鳥撮りができるかなと、久しぶりにSX50HSを持ち出し・・・

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〈ヒヨドリ〉
ん~、ピンボケばかり・・・撮り方をもう忘れたかな。

〈コゲラ〉
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エナガちゃん、ちょっと羽根が桜色に染まってました・・・

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〈エナガ〉

高い木の上の方に何やら鳥の巣が・・・

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トンビさんの巣でした♪

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〈トビ〉


地面に目を向けると・・・

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落ち椿やフウの実が♪

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楓(フウ)の実は大量に転がっていました。

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まっくろくろすけ(ススワタリ)の群れみたいですね。(^_^ゞ


池に映る紫陽花の花殻(はながら)、これは風流かな?

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2016.3/19、皇子が丘公園にて。


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あじさい苑 藤森神社 [花だより]

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6/6日は藤森紫陽花まつり、紫陽花苑オープンでした。次の日に
勇んで出かけたのですが、少し早かったようで・・・

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紫陽花苑は二カ所に分かれているのですが、奥の方はまだこんな状態。

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保護色?(^_^ゞ

延べ1,500坪の苑内には3,500株の紫陽花が・・・ってことだったのですが。

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三脚使用禁止でしたが、最近はコチラの方が多いような・・・


京都市の「紫陽花の名所」には必ずと言っていい程出てくる神社ですが
善峯寺の7,000株、三室戸寺の10,000株には及ばず。それでも
松尾大社、梅宮大社の1,000株よりは多く(本数じゃ無いと思いますが)

そんな名所一覧を見ていると、ここと同じ伏見区で5,000株咲くという
醍醐一言寺を発見。訪ねてみようかとよくよく調べると・・・
昨年アップされたブログに、1本しか見られなかった!って、
どうやらここ数年で、鹿に喰いつくされ5,000株が壊滅したようです。


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アジサイは有毒植物のはず、厚生労働省でもリスクプロファイルで
注意喚起。米国で近似種による家畜の中毒が報告されていますが
鹿には効かないのかな、アジサイの鹿害はよく耳にしますし・・・

日本でも灌仏会(花祭り)の際に仏像に注ぎかける甘茶は、近似種で
薬効があると飲用もしますが、集団食中毒を起こした事例も報告
されています。くれぐれも濃い甘茶を大量に飲まないように。


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アジサイの語源は諸説あるようですが、一般的には「集真藍(あづさい)」
あづ=集つまる、さあい=真の藍色で、青い花が集まって咲くさまを
表したとされています。
貝原益軒の説「厚咲き」が転じたとするのはシンプルかもね。


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あじさいを漢字で書くと「紫陽花」と表記されることが多いですが
古い文献には、集真藍、味狭藍、安治佐為といろいろ。
本来の「紫陽花」とは、唐の詩人・白居易(白楽天)が命名した別の
紫の花のことで、平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が
日本のあじさいにこの漢字をあてたため、誤用がひろまったらしい。
中国で、あじさいのことは「八仙花」または「綉球花」。

日本でも他に「七変化」「四片(よひら)」「止毛久佐(ともくさ)」と
呼んでいたこともある。止毛久佐は、しもくさとも読めるし、
「またぶりぐさ」なんて別名もあったようだ。
これは昔、あじさいの葉をトイレで使う慣習があったのだとか、
草かんむりに便という漢字で表した記録もあるらしい。
ちょっとクサイ話だが、トイレットペーパー代わりというのは
分からなくもないですね。(^_^ゞ


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夏もなほ 心はつきぬ あぢさゐの よひらの露に 月もすみけり
(藤原俊成『千五百番歌合』)

あぢさゐの 下葉にすだく蛍をば 四ひらの数の添ふかとぞ見る
(藤原定家)


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紫陽草や 藪を小庭の 別座鋪 (芭蕉)

紫陽花に 雫あつめて 朝日かな (千代女)

あぢさゐや よれば蚊の鳴 花のうら (暁台)


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・・・あっ! カマキリちゃん。


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・・・あっ! ロドちゃん♪


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・・・あっ! カッパちゃん。

2015.6/7、藤森神社・紫陽花苑にて。


SIGMA DP2 Merrillで撮った写真は、フォトチャンネルで。

右下のアイコンをクリックすればフルスクリーンで見れます。
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