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キャッとトリッキーな古刹 [旅河童]

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〈大聖院・釈迦涅槃堂〉

弥山登頂、厳島神社のお詣りは済みましたが、もうひとつ宮島でどうしても訪ねたいお寺があるので、そちらへ向います。
まずは厳島神社廻廊西出口を出て直ぐにあるのが『大願寺』。

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〈山門・仁王門〉
正式には「亀居山方光院大願寺」、この寺の秘仏厳島弁財天は弘法大師空海の作と伝えられ、日本三弁財天の一つ。(あと二つは江ノ島と竹生島)

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〈本堂〉
奥の書院は、第二次長州戦争の際、勝海舟と長州藩を代表する藩士らが講和会議をした場所として知られます。

〈護摩堂〉後で見たら画面に映っているのはみんな外国人。(^_^ゞ
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〈龍神の社〉
護摩堂は明治初期の神仏分離における廃仏毀釈で焼失、2006(平成18)年に再建。
中には厳島大仏・総白檀の不動明王としては日本最大の仏像が安置されています。高札には「総身一丈六尺(5m32㎝)重量7t」と書かれていました。
この仏像制作の様子はNHK特集「仏心大器 平成の仏師・大仏に挑む」って番組で密着取材されてました。先日再放送がありましたね。

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〈門前の猿回し〉
外国人観光客に大人気のようでした。でもイルカショーとか海外の反応は、日本人は動物虐待する不道徳な国民との声も・・・(>_<)

〈九本松〉伊藤博文公お手植えだと伝えられている。
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人力車・・・日本観光の名物風情?
私の目にはこれぞ人間虐待、奴隷の様でちょっと恥ずかしく思えるのだが。


さっさと最後の目的地、本命?の大聖院へと向かうことにします。
いいかげん疲れていたのですが、また弥山の麓まで戻って・・・

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真言宗御室派の大本山で正式名は『多喜山 水精寺大聖院』。創建は806年で弘法大師空海が開いたと寺伝にある。真言宗御室派の総本山は京都の「仁和寺」(創建888年)で深い結びつきがあるようです。ちなみに京都にも同じ宗派の寺院で「紫雲山 大聖院」があります。
総本山仁和寺より古く、なかなかの古刹の佇まいが・・・

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〈山門・仁王門〉
もともとの大聖院の建物は1887(明治20)年の大火で焼失し、現在の建物のほとんどは昭和期に再建されています。この仁王門も1939(昭和14)年の再建です。

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山門の先は長い石段、ふーっ!中央の手摺についているのは、大般若経筒。回しながら参ると無量の福が得られるとか。チベット仏教の摩尼車(側面にマントラが刻まれ内部には経文が収められている。時計回りに回転させると経を唱えるのと同じ功徳があるとされる)ですね。

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手摺の端には釈迦に関するいろいろな絵がレリーフになっています。

宮島では最も古い寺院なんですが摩尼車といい、何やら演出の濃ぉい〜お寺を感じさせてくれますね、期待がふくらみます。(^_^ゞ

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石段の途中には鐘楼があり、登りきったところに御成門(四脚門の向唐門)が建っています。振り返ると宮島と対岸の眺望が楽しめます♪


さっそく現れたのは狸や蛙さん。タヌキの腹は「物事に対して、寛大太腹」金袋は「金運を呼ぶ」笠は「災難から身を守る」という意味があり、カエルには金運招福として「宝かえる」、交通安全として「旅かえる」、健康長寿として「若がえる」の3つの功徳があるとか・・・

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水晶玉は何の意味があるのかな?(^_^ゞ


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〈勅願堂・本堂〉
豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に、必勝・海上安全を祈願した本尊波切不動明王が安置されています。

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階段の傍らには、大般若経に係わりの深い十六善神(四天王と十二神将と合わせた十六名の般若経を守る夜叉神とされる護法善神のこと)などが安置されています。

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〈三面大黒天〉
何だろなと思いつつ、このお寺のスピリチュアルな空間へ引き込まれていく・・・

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〈施無畏堂〉
聖観音菩薩が祀られており安産、子授けの御利益があるといわれる。
百八観音霊場 第十八番札所 極楽観音。

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〈愚痴聞き地蔵〉
そういえば、愚痴ってもともと仏教用語でしたよね、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩「貪・瞋・痴」の三毒。その内の「痴:愚痴」真理に暗く無知なことです。
ちなみにあとの二つは「貪:貪欲」むさぼり。「瞋:瞋恚(しんに)」怒り。

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ここを訪ねた最大の目的?が・・・コレ。(^_^ゞ

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ネコの変わりみくじが色々あると、TVか何かで紹介してたんですよ。宮島に行ったら是非寄ってみようと憶えていたんです。
無人の小屋に変わりみくじが多種多様、並べてありました。まるでキャラクターショップ、駄菓子屋さんのような楽しさ♪いろいろ選んで買った分、自分でお金入れにお金を入れるシステム。外人さんは分かるのかな?

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招きねこみくじの他、神鹿おみくじ、万福みくじ、幸福みくじ、だるまみくじ、恋鯉みくじ・・・などなど。見ているだけで楽しい。(^_^ゞ

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連れて帰ったのは、神鹿と招き猫・・・

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そして、変な招き猫。これは6種類あって、大人買いしようかと思ったのですが、おみくじを大人買いってのも大人げないかなと・・・(^_^ゞ


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石段の前で大きな烏天狗さんが石になっている?
この石段を登ると「摩尼殿」、弥山の守護神 三鬼大権現の本坊御祈祷所なんです。天狗は三鬼大権現の従者だから道案内を。
三鬼大権現は、真言宗系の天狗信仰や山岳仏教の信仰対象となる鬼神で、厳島三鬼坊とも呼ばれていて弥山の三鬼堂とこの摩尼殿に祀られている。

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摩尼殿に向かう石段にも摩尼車が備えてあります。
時間的に(体力的にも?)余裕が無かったので、スルーしましたが、お寺の説明では「摩尼は福寿とも訳し、幸せな日ぐらしと、健康で長生きができることなどを願って、参拝者が絶えません」とか。一般的に摩尼とは、玉、宝球と訳され、神秘的な力をもつ玉。摩尼宝珠(チンターマニ)のことです。「ニ」を忘れないでね。(^_^ゞ

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〈百観音お砂踏み〉
西国三十三観音、板東三十三観音、秩父三十三観音のお砂が納めてあります。
全部足しても99なんやけどな・・・この十一面観音も加えるってことかな?

こちらは、四国八十八ケ所霊場の本尊が安置され、本尊前に各霊場のお砂が埋めてあり、四国を遍路したのと同じ功徳があるといわれるお砂踏み場。〈遍照窟〉
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なんともいえない空間に目を奪われ、八十八所のお砂踏みをするのをすっかり忘れてしまいました。(^_^ゞ

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〈遍照窟〉
遍照窟とは世の中を平和にするため、幸せの火をあまねく(遍)てらす(照)道場(窟)の意味だそうです。

〈八角万福堂〉七福神が祀られていて宮島七福神として名高い。
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〈折り鶴の碑〉
彫刻家で広島の被爆2世、ゼロ・ヒガシダさんが平和への願いを込めて制作したオブジェ。

長ったらしい大聖院の記事でしたが、実はまだ終わってません・・・つづく。

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2017.10/9、宮島・大聖院にて。〈摩尼殿〉
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